「営業一人ひとりが経営者視点を持つ――俺の経営ツールで実現する“1000期連続成長”への挑戦」
2025年8月25日
営業職一人ひとりが経営者視点を持つ組織へ|1000期連続増収を目指した独自BIツール導入と社内浸透の取組み
導入背景
都内で歯科医院と歯科技工所の橋渡しを担う当社は、20年以上にわたり安定した成長を続けてきました。 しかし、さらなる成長を目指す中で浮き彫りになったのは「営業担当者のITスキル不足」と「データ活用の属人化」でした。 基幹システムからのデータ抽出は専門知識を要し、レポート作成に時間を要するため、営業効率や市場開拓スピードが課題となっていました。
課題
- データ抽出・加工が一部社員に依存し、属人的な分析体制になっていた
- 新規市場の余地を可視化できず、営業ルートの最適化が不十分
- ツール導入当初は現場への浸透に時間がかかり、IT活用が進みにくい状況
エスエスコンサルティングのアプローチ
① 経営者視点を持つためのダッシュボードを設計
エスエスコンサルティング独自の俺の経営ツールを活用し、売上・取引先別の実績をリアルタイムに可視化。営業担当者一人ひとりが自らの数字を把握し、経営者的な判断を行える仕組みを導入しました。
② 営業ルートの地図統合と効率化
歯科医院の位置情報をツール上でマッピング。既存顧客と未開拓先を重ね合わせることで効率的なルート設計を実現。これにより、既存市場のシェア拡大と新規開拓の両立が可能になりました。
③ 社内浸透プログラム
現場の勉強会や個別フォローを通じ、営業担当者に対してツールの具体的な活用法を浸透。小さな成功体験を積み重ねることで、データ活用文化を根付かせました。
成果
- レポート作成の工数を約6割削減、営業の時間を顧客接点にシフト
- 新規開拓余地が明確化され、営業担当者の数字意識とモチベーションが向上
- 経営層から現場まで、リアルタイムにデータを共有し迅速な意思決定を実現
- Excel連携によるボトムアップ型のデータ分析文化が定着
まとめ|成長を支えるDX基盤の構築
本プロジェクトにより、都内の歯科技工所は「属人的な経験頼みの営業」から「データに基づく営業判断」へと進化しました。 営業担当者一人ひとりが経営者視点を持ち、現場レベルで数値を活用する組織風土が確立。 1000期連続の増収を見据えた、強固なデータドリブン経営基盤を構築することができました。