No.41 「近くの工務店」で検索して、御社は出ますか？Googleマップに表示されない会社は“存在しない”のと同じだ

「ホームページは高い金で作ったから、ネット検索対策はバッチリだ」
「うちは地域密着だから、ネットなんて関係ない」

もしそう思っているなら、今すぐスマホを取り出し、Googleで「（あなたの地域名）＋工務店」（例：〇〇市 工務店）と検索してみてください。

検索結果の一番上には、何が表示されましたか？
ホームページではなく、「Googleマップ（地図）」と「3社くらいの会社リスト」が表示されたはずです。

もし、ここのリストにあなたの会社名がなければ、スマホユーザーにとって御社は「この街に存在しない会社」と同じ扱いを受けています。
今回は、ホームページよりも重要になりつつある「MEO（マップ検索対策）」について解説します。

スマホ世代は「HP」より先に「地図」を見る

水漏れ修理、リフォーム、外壁塗装。
急いで業者を探している地元のユーザーは、長い文章が書かれたホームページをわざわざ読みません。

彼らが最初にするのは、「Googleマップで近くの業者を探し、星（口コミ）の数を見る」ことです。
そして、星の数が多く、現場の写真が載っている会社に電話をかけます。

つまり、どれだけ立派なホームページを持っていても、地図検索の段階で選ばれなければ、そのホームページは見られることすらないのです。

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MEO対策は、建設業にとって「最強のコスパ集客」

Googleビジネスプロフィール（旧マイビジネス）への登録は「無料」です。
それなのに、多くの建設会社は登録すらしていないか、情報がスカスカの状態です。

これはチャンスです。
競合他社がやっていない今なら、少し手を入れるだけで、地域一番店としてのポジションを確立できます。

やるべきことは3つだけ

1. 正確な情報を入れる：営業時間、電話番号、対応エリアを埋める。
2. 写真を投稿する：「施工事例」や「スタッフの顔」の写真をアップする。特に建設業は写真が命です。
3. 口コミを集める：施主様に「満足していただけたら、Googleで星をつけてくれませんか？」とお願いする。

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「悪い口コミ」を恐れるな

「変な口コミを書かれるのが怖いから登録しない」という社長がいます。
しかし、登録してもしなくても、Googleマップ上の会社情報は勝手に作られ、口コミを書かれることがあります。

放置されたページに悪口を書かれるのと、管理されたページで誠実に対応するのと、どちらが信頼できるでしょうか？
万が一悪い口コミが書かれても、「貴重なご意見ありがとうございます。事実確認を行い、改善に努めます」と大人の返信をすれば、逆に「しっかりした会社だ」という評価に変わります。

まとめ：現代の「看板」はネット上の地図にある

国道沿いに看板を出すのに何万円もかけるなら、まずは無料でできるGoogleマップを整備してください。
それは、あなたの会社の目の前を通る何千人もの見込み客に、「ここに良い工務店がありますよ」と24時間宣伝してくれる、最強のデジタル看板になります。

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