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No.20 「紹介頼み」の経営は、緩やかな自殺行為だ。不況でも案件が途切れない“自立型営業”の作り方

2025年11月25日

「忙しいのに儲からない」と嘆く社長へ。下請けのまま利益を残す“選択と集中”の決断

「現場は毎日フル稼働しているのに、なぜか手元に金が残らない」
「仕事は途切れない。だが、この忙しさがいつまで続くか考えると夜も眠れない」

多くの下請け建設会社の社長が、孤独の中でこう嘆いています。

しかし、断言します。
「売上さえ上げれば楽になる」と信じて規模拡大を追っている限り、あなたの会社は一生貧乏なままです。

年商数億円規模の下請け企業が陥る最大の罠。それは「売上を追うほど現場が疲弊し、利益率が下がっていく」という構造的な欠陥に気づいていないことです。

この記事では、下請け企業が「都合のいい業者」から脱却し、高収益体質へと生まれ変わるための、痛みを伴うが確実な改革ステップを解説します。

「年商10億」という目標が、会社を不幸にする

「まずはキリよく年商10億を目指そう」
もしあなたがそう号令をかけているなら、今すぐ撤回すべきです。

下請け構造のままで規模だけを拡大しようとすると、管理コストは肥大化し、資金繰りは火の車になります。実際、無理な拡大路線をとった結果、現場が回りきらずに信用を失い、黒字倒産するケースを私は嫌というほど見てきました。

建設業において、身の丈に合わない急拡大は自殺行為です。

▼ 関連記事:なぜ売上拡大が危険なのか?
「年商10億」を目指すと会社が不幸になる。建設業の罠とは

その「値引き」は、社員の給料をドブに捨てているのと同じだ

利益率が低い最大の原因は、元請けからの「指値」や「事後値引き」を断れない社長の弱さにあります。
「今回だけ頼むよ」「次はいい条件にするから」

その言葉を信じて、赤字ギリギリでハンコを押していませんか?
はっきり言いますが、その「次」など永遠に来ません。

関係性を壊すのが怖い?
いえ、利益を守れない社長こそが、社員とその家族に対する裏切り者です。喧嘩をする必要はありません。しかし、スマートに、かつ毅然と断る交渉術を持たなければ、あなたは一生搾取される側です。

▼ 関連記事:角を立てずに利益を守る交渉術
元請けからの「理不尽な値引き」を角を立てずに断る方法

「紹介頼み」の経営は、他人の財布で生きているのと同じだ

「うちは営業なんてしなくても、紹介だけで回っているから大丈夫」
そう豪語していた会社が、元請けの担当者が変わった途端に仕事がゼロになり、倒産する。

これは「よくある話」ではなく、明日のあなたの姿かもしれません。

他人の人間関係に依存した経営は、いわば「他人の財布」で経営しているのと同じです。真に安定した経営を目指すなら、自社の強みを言語化し、自ら優良な顧客を選び取る「自立型営業」の仕組みが不可欠です。

▼ 関連記事:紹介依存からの脱却と営業の仕組み化
営業専任者がいない会社必見!建設業の営業代行の効果と事例

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