お問い合わせ 資料請求

No.52 「右腕が育つまで待てない」社長へ。幹部育成を諦め、あえて“社外No.2(参謀)”を雇うという選択肢

2025年12月7日

No.52 「右腕が育つまで待てない」社長へ。幹部育成を諦め、あえて“社外No.2(参謀)”を雇うという選択肢

「幹部候補として採用したのに、期待外れだった」
「手塩にかけて育てたNo.2が、ノウハウを持って独立してしまった」

右腕(No.2)の育成は、建設業社長にとって永遠の課題であり、最大のストレス源でもあります。
「いつか育ってくれるはず」と信じて数年待ち、裏切られた時のダメージは計り知れません。

もしあなたが、「もう人を育てる時間も気力もない」と感じているなら、発想を転換する時です。
右腕は「育てる」のではなく、「外から借りる(雇う)」時代です。

今回は、育成のリスクをゼロにし、即戦力の経営幹部を手に入れる「社外No.2」という選択肢について解説します。

No.2を社内で育てる「3つのリスク」

生え抜きの社員を幹部に育てるのは理想ですが、現実には高いハードルがあります。

  1. 時間がかかりすぎる:一人前になるのに最低でも3〜5年はかかります。その間、社長は現場を離れられません。
  2. 視座が低い:現場叩き上げの社員は「職人視点」が強く、「経営者視点(数字や戦略)」を身につけるのに苦労します。
  3. 退職リスク:優秀になった途端に独立したり、引き抜かれたりするリスクが常にあります。

「待つ」ということは、それだけ「会社の成長を止める」ということなのです。

▼ 関連記事:社長が現場に出続けるリスク
No.6 社長が現場に出ている会社は、年商3億で必ず成長が止まる

「社外No.2」なら、明日から機能する

社外No.2とは、経営コンサルタントや実務経験者を「非常勤の幹部(参謀)」として迎え入れることです。
単なるアドバイザーではありません。会議を仕切り、銀行と交渉し、社長の代わりに社員を指導する「実務家」です。

メリット1:即戦力である

すでに経営知識や他社での成功体験を持ったプロが来るため、教育コストはゼロ。契約したその日から組織が動き出します。

メリット2:コストが安い

優秀な幹部を正社員で雇えば、年収800万〜1,000万円+社会保険料がかかります。
しかし、社外参謀(月数回の訪問やオンライン支援)なら、その数分の一のコストで済みます。
「必要な時だけ、必要な能力を使う」という合理的な判断です。

メリット3:しがらみがない

社内の人間関係がないため、古参社員にも忖度せず、社長が言いにくい「耳の痛いこと(改革案)」をズバッと言えます。

▼ 関連記事:右腕が育たない社内の事情
No.39 なぜ、あなたの会社には「No.2」が育たないのか?優秀な右腕を潰してしまう社長の“ある口癖”とは

まとめ:経営チームは「パズル」で作れ

すべてを自社の社員で賄う必要はありません。
社長が「攻め(営業)」が得意なら、「守り(管理)」が得意なプロを外から連れてくればいいのです。

「育成」という博打に疲れたなら、「調達」という確実な道を選んでみませんか?
それが、会社を次のステージに進める最短ルートです。


▼ その他の経営ノウハウはこちら
建設業の経営課題を解決する記事一覧(コンテンツTOP)

「右腕がいない…」と嘆く社長へ
即戦力の経営パートナー「社外No.2」活用相談

私たちエスエスコンサルティングは、口先だけのコンサルティングではなく、社長の隣で実務を支える「参謀」として機能します。

「幹部会議の司会進行を代行してほしい」
「銀行や取引先との交渉に同席してほしい」

社長一人で抱え込まず、プロの力を借りて組織を動かしましょう。
まずは、御社にどのようなサポートが必要か、無料診断でご提案します。

無料相談を予約する >

※TimeRexの予約ページへ移動します