お問い合わせ 資料請求

No.32 「資材が届かない」「前の業者が終わらない」現場の待ち時間をゼロにする、スマホ1つでできる工程管理術

2025年11月26日

No.31 「給料を上げないと人は辞める」しかし「上げると会社が潰れる」。板挟みの社長が導入すべき“第3の賃金制度”

「大手ゼネコンが初任給を大幅アップ」
「物価高に合わせて、中小企業でも5%の賃上げを実施」

連日ニュースで流れる「賃上げ」の話題に、胃が痛くなる思いをしていませんか?
「うちは下請けで単価も上がっていないのに、給料だけ上げろなんて無理だ」
「でも、上げなければ若手は他社に引き抜かれてしまう…」

この板挟み状態で、やけくそになって基本給を一律アップするのは自殺行為です。
固定費(人件費)を一度上げれば、不況になっても下げられません。

今回は、会社の安全性を保ちながら、社員のモチベーションを爆上げする「利益連動型(粗利シェア)給与」の仕組みについて解説します。

「固定給アップ」は、社員をダメにする

厳しいことを言いますが、何の成果も出していないのに「世の中が上がっているから」という理由だけで給料を上げると、社員は勘違いします。
「会社にはお金があるんだ」「長く居れば勝手に給料は増えるんだ」と。

これでは、コスト意識のない「ぶら下がり社員」を量産するだけです。
建設業において、給料の原資は「現場の粗利」以外にありません。
「粗利が増えていないのに給料が増える」という魔法は、経営学上あり得ないのです。

▼ 関連記事:社員の定着と評価の悩み
No.3 「給料を上げても職人が辞める」本当の理由。賃上げ競争に疲弊した社長へ

「粗利の〇〇%を還元する」と宣言せよ

会社を潰さずに賃上げする唯一の方法は、「固定給は維持し、賞与(ボーナス)で還元する」ことです。
それも、ただの「社長の気分」で決める寸志ではありません。

「この現場で出した粗利益の30%を、担当チームに還元する」
このように、ルールを明確にするのです。

導入のメリット

  1. 社員が「材料費」を気にするようになる
    自分たちのボーナスに直結するため、「材料を無駄にするな」「残材を減らせ」と、社員同士で注意し合うようになります。
  2. 工期短縮への意欲が湧く
    ダラダラ残業をして人件費が膨らめば、粗利(=ボーナス)が減ります。言われなくても「早く終わらせて帰ろう」という意識が芽生えます。
  3. 会社は「後出し」で払えるので安全
    利益が出た分から払うので、赤字なのに給料を払うというリスクがなくなります。

▼ 関連記事:現場ごとの利益管理ができているか?
No.26 「どんぶり勘定」の社長は、3月にお金が足りなくて死ぬ。現場ごとの粗利を1円単位で把握する方法

「ガラス張りの経営」ができるか?

この仕組みを導入するには、一つだけ条件があります。
それは、「現場ごとの実行予算と粗利益を、社員に公開すること」です。

「儲かっていることを知られたくない」と数字を隠していれば、社員は「社長だけがいい車に乗って、俺たちから搾取している」と疑心暗鬼になります。
「うちはこれだけ利益が出て、これだけ税金や経費がかかる。残ったこの分をみんなで分けよう」

そう腹を割って話せる社長の下には、必ず「稼ぐ社員」が育ちます。
賃上げ圧力は、組織を筋肉質に変える絶好のチャンスなのです。


▼ その他の経営ノウハウはこちら
建設業の経営課題を解決する記事一覧(コンテンツTOP)

「社員が納得する給与制度を作りたい」社長へ
建設業専門・人事評価制度の構築支援

私たちエスエスコンサルティングは、建設業特有の「現場・技術」を正当に評価する仕組み作りを支援します。

「今の粗利率で、どれくらい給料に還元できるかシミュレーションしたい」
「職人の技術レベルをどう点数化すればいいかわからない」

ドンブリ勘定の給与決定をやめ、会社と社員がWin-Winになる制度を一緒に作りましょう。

無料相談を予約する >

※TimeRexの予約ページへ移動します