社長が現場に出ている会社は、年商3億で必ず成長が止まる
「俺が現場に出ないと、仕事が回らない」
「社員に任せるとクレームになる。結局、自分でやった方が早いし確実だ」
毎日、朝から晩まで作業着を着て、誰よりも汗を流して働いている社長。
その姿は「職人の鏡」として尊敬されるべきものです。
しかし、経営者として厳しい現実をお伝えしなければなりません。
社長が「最強の現場監督」であり続ける限り、その会社の売上は年商3億円前後でピタリと止まります。
なぜなら、会社の成長スピードが「社長個人の体力と時間」という限界に縛られてしまうからです。
この記事では、職人上がりの社長が陥る「プレイングマネージャーの罠」と、そこから抜け出し次のステージへ進むための思考法を解説します。
なぜ「年商3億円」が限界なのか?
建設業界において、一人の人間(社長)が現場を管理しながら、営業もし、資金繰りも見れる限界の規模。
それがだいたい「従業員10人・年商3億円」のラインです。
これを超えると、何が起きるか?
- 現場のトラブルに社長が対応しきれなくなる
- 資金繰りのミスが発生しやすくなる
- 社長が忙しすぎて、若手の教育が放置される
つまり、社長が現場に出続けることは、「これ以上会社を大きくしません」と宣言しているのと同じなのです。
「俺がやった方がタダ」という勘違い
「現場の人件費を浮かせたいから、俺が出る」
そう考える社長は多いですが、これは経営的に見ると大きな損失です。
なぜなら、社長の時給は、職人の時給とは比べ物にならないほど高いはずだからです。
社長が現場で日当2万円分の仕事をしている間に、「数千万円の利益を生むはずだった仕事」を捨てていることに気づいてください。
- 利益率の高い「新規元請け」を開拓する時間
- 銀行と交渉し、「有利な融資条件」を引き出す時間
- 会社の将来を担う「幹部社員」を育てる時間
銀行は「現場に出る社長」を評価しない
残酷な話ですが、銀行融資の審査においても、社長が現場の最前線にいることはリスクと見なされます。
「もし明日、社長が現場で怪我をして倒れたら、この会社は回らなくなる」
そう判断されるからです。
会社を強くし、信用力を上げるためには、「社長がいなくても現場が回る仕組み」を作ることが絶対条件なのです。
70点の出来で任せる「勇気」を持て
脱・現場社長を目指す時に、最大の壁となるのが「部下の仕事の質」です。
「あいつらに任せたら60点の仕事しかできない」と嘆く気持ちは分かります。
しかし、そこで社長が手を出して100点にしてしまえば、部下は永遠に育ちません。
最初は70点でもいいから任せる。失敗したらフォローする。
その繰り返しだけが、社長を現場から解放し、組織を強くします。
「職人」を卒業し、「経営者」になろう
作業着を脱いで、デスクに座ることに罪悪感を持つ必要はありません。
それは「サボり」ではなく、「会社を守るための配置転換」です。
社長の仕事は、レンガを積むことではなく、「レンガを積む人が働きやすい城を設計すること」です。
もし今、あなたが「体の限界」と「会社の成長の限界」を同時に感じているなら、それは働き方を変えるタイミングが来たというサインです。
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