元請け紹介から年商2倍 ― 支援実績レポート株式会社昇陽架設|3億 → 6.2億/粗利率+13.4pt)
2025年11月19日
元請け紹介で年商2倍 ― 足場会社の成長実例(3億→6.2億)
足場業は“現場力がすべて”と思われがちですが、 実際に会社を伸ばすのは 「経営構造」です。
ここでは、あなたの提供する 『下請けの味方』の支援で たった18ヶ月で 年商3億 → 6.2億 へ成長した 「株式会社昇陽架設」の実例を公開します。
これは偶然の成功ではありません。 誰でも再現可能な “成長の設計図” の結果です。
■ クライアント概要(株式会社昇陽架設)
- 事業:足場工事一式(中層・戸建て・改修)
- 従業員:18名
- 所在地:東京都
- 支援前売上:3.0億円
- 元請依存:2社で81%を占有
- 粗利率:15%前後で不安定
典型的な “職人力は高いが、組織として伸びない” 足場会社。 現場評価は高いものの、営業・粗利管理・財務の弱さが 成長を長年止めていました。
■ 課題の核心:現場の努力では解決できない「構造の欠陥」
① 元請依存率81%(価格を支配される構造)
相見積り・単価下げ・急な工程変更が常態化。 粗利が毎月ブレ続けていた。
② 足場特有の“現場ロス”が見えない
- 追加・変更の未請求
- 材工費のズレ
- 余材・返却ロス
粗利が漏れ続ける体質。
③ 営業導線ゼロ(完全受け身)
社長と工事部長の人脈頼み。 リードの再現性がなく、未来が描けない。
④ 銀行評価「6」のまま固定化
月次管理なし → 財務説明が不十分 → 枠取りが不利。
■ 導入した施策:『下請けの味方』フルスキーム
① 元請紹介ネットワーク構築(27社 → 商談11件)
- 大手・中堅ゼネコンOBの紹介導線を構築
- AIで“工種×地域×相性”から元請候補を抽出
- 「足場施工力・実績パッケージ」を新規作成
- インサイドセールス(IS)で一次接点を自動化
→ 初月で11件の元請商談 → 3ヶ月で3社が継続案件化
② 粗利率を“現場任せ”から“経営設計”へ(15%→28.4%)
- 見積粗利率の基準を15%→25%に引き上げ
- 部材・外注の標準単価表を統一
- 現場の実行予算をリアルタイム化
- 追加・変更の 即日請求フロー を仕組み化
- 現場ロスの可視化(返却・余材・段取り)
→ 粗利率 15.0% → 28.4%(+13.4pt)
③ CFO的財務改革(格付け6 → 8/融資枠2,000万→5,500万)
- 月次PL・CF・案件別粗利の“銀行提出”を開始
- 資金繰り8週間先までの可視化
- 長短バランス改善・借換え計画
- 金利交渉:1.8% → 1.1%
→ 銀行格付け 6 → 8 → プロパー枠 2,000万 → 5,500万
④ 営業を属人化から“仕組み化”へ(IS × 営業資料 × 月次アプローチ)
- 元請28社に対して月次アプローチを自動化
- 案件化のスコアリング
- 商談トーク・クロージング台本を標準化
→ 面談1.9倍 → 契約率1.5倍
■ 結果:年商3億 → 6.2億へ(18ヶ月)
| 指標 | Before | After |
|---|---|---|
| 年商 | 3.0億 | 6.2億 |
| 粗利率 | 15% | 28.4% |
| 元請数 | 2社 | 10社 |
| 営業利益 | 1,050万 | 4,380万 |
| 銀行格付け | 6 | 8 |
| 入金サイト | 62日 | 36日 |
足場業の宿命だった“価格競争”から完全脱却し、 「選ばれる側」へ移行した成功例です。
■ 社長コメント|株式会社昇陽架設 代表 佐藤様
「元請が増えたことで、こちらが選ぶ立場になれた。 粗利も倍近くに改善し、資金繰りへの不安がゼロになりました。」
「営業も財務も“仕組み化”され、会社が別物になりました。」
元請け紹介×粗利改善で“年商2倍”を実現したい足場会社の社長へ
・元請依存から抜けたい
・粗利率が毎月ブレる
・営業が社長一人に集中している
・資金繰りと銀行対策に不安がある
下請けの味方で、
御社専用の“成長構造”を設計します。