リードが増えても売上が上がらない理由 ― 営業設計の盲点
2025年10月26日
1. 「リード数」だけを追う営業の限界
リードが増えても売上が伸びない最大の原因は、「リード=売上」と誤解していることです。実際に、リードの中で売上に直結する割合は以下のように低いケースが多いです。
- 問い合わせ → 商談化:20〜30%
- 商談 → 提案:50%
- 提案 → 受注:30%
つまり、100件のリードがあっても、実際の受注はわずか3〜5件。この「歩留まり」を見ずにリードだけ増やしても、営業効率は悪化します。
2. 売上構造の“方程式”を分解する
売上=リード数 × 商談化率 × 受注率 × 単価。
どこか一つが欠けても成果は出ません。多くの企業では、商談化率や単価の改善設計が置き去りです。