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月次決算を10日で締める“高速経営”の仕組み

2025年11月19日
月次決算を10日で締める“高速経営”の仕組み|建設業の経営スピード改革

月次決算を10日で締める“高速経営”の仕組み

「月次決算を締めるのに1ヶ月以上かかる」──これは多くの建設業に共通する課題です。
経営判断が遅れ、利益構造が見えず、資金繰りも“後追い”になる。
この課題を解決するのが「月次決算10日締め」、すなわち“高速経営”です。

1. なぜ「スピード経営」が建設業に必要か

建設業の利益は「現場×月単位」で動きます。
月次の締めが遅いと、赤字現場を把握するころには手遅れです。 経営のスピードはそのまま「利益率」と「資金余力」に直結します。

2. 月次決算が遅れる主な原因

  • 原価(材料費・外注費)が現場単位で整理されていない
  • 請求書の処理が紙ベースで遅延
  • 経理が“記帳”中心で“分析”できていない
  • 会計ソフト・現場日報・給与計算が連動していない
月次決算を10日で締めるフロー 現場日報の即日入力 原価・労務データ自動集計 月次試算表自動生成 データを現場→本社へ“翌日反映” 決算速報10日・経営判断15日

3. “10日締め”を実現する3つの条件

  1. 現場日報のデジタル化:スマホで原価・労務を即入力
  2. クラウド会計+原価連動:自動仕訳・即時集計
  3. 管理会計の導入:現場別・部門別の利益を即可視化

4. 高速経営がもたらす効果

  • 赤字現場を翌月ではなく「翌週」に把握できる
  • 資金繰りを「前倒し」で打てる(運転資金の平準化)
  • 銀行格付けが改善し、借入・信用枠が拡大
  • 経営会議が数字ベースで戦略的になる

5. 実践ステップ(導入ロードマップ)

  1. 1ヶ月目:現場日報の電子化・入力ルール設計
  2. 2ヶ月目:クラウド会計と原価データの連携
  3. 3ヶ月目:月次試算表を10営業日で作成
  4. 4ヶ月目以降:粗利・資金・格付けのダッシュボード運用

6. まとめ:「経営をスピードで操る時代へ」

経営を加速させるのは、“情報スピード”と“見える化”です。 「10日締め」は単なる経理改革ではなく、 経営判断の質を変える経営戦略です。

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