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建設業の利益率を底上げする「部門別採算管理」の導入法

2025年11月12日
建設業の利益率を底上げする「部門別採算管理」の導入法|エスエスコンサルティング
営業・施工・管理部門ごとに“稼ぐ力”を数値化し、赤字の根を断つ。

1. なぜ「部門別採算管理」が必要なのか

建設業の多くは「全社損益」だけで業績を判断しています。しかし、営業がどれだけ高単価で受注しても、施工部門で原価超過が起これば利益は消えます。逆に、施工が優秀でも、営業経費が膨らめば赤字になります。どの部門が利益を生み、どこで消えているのかを可視化することが、利益率向上の第一歩です。

2. 部門別採算管理の基本構造

例:営業5名、施工15名なら、共通費の25%を営業に、75%を施工に配賦。

4. 採算表の実例フォーマット

部門 売上高 原価 人件費 部門利益 利益率
営業部門 2,000万円 600万円 400万円 1,000万円 50%
施工部門 5,000万円 4,000万円 600万円 400万円 8%
管理部門 0 200万円 300万円 ▲500万円

5. KPI設計:部門別の改善指標

  • 営業:受注単価/1人あたり粗利額
  • 施工:実行予算乖離率、出来高原価比率
  • 管理:経費率、1億円売上あたり間接費

各KPIを月次でトラッキングすることで、部門間の「生産性格差」を可視化できます。

6. 実装ステップ(90日プラン)

  1. 1〜30日:部門区分・配賦ルール策定
  2. 31〜60日:損益計算フォーマット構築・データ入力
  3. 61〜90日:月次採算会議→改善アクション導入

3ヶ月で「感覚経営」から「数値経営」へ転換可能です。

無料相談:部門別採算管理の導入を90日で

粗利率+3〜5ptを狙う実務導入モデルを無料で診断いたします。

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