◆ はじめに|なぜ元請けからの仕事獲得が重要なのか?
建設業は、
✔️ 紹介待ち
✔️ 同じ元請けに依存
✔️ 付き合い仕事中心
この状態だと急に仕事が減った時に非常に危険です。
【現状】
•元請け側も人手不足 → 新しい協力会社を常に探している
•施工管理の若手は「ネット検索・SNS」で協力業者を探す
•紹介だけで成り立つ時代は終わりつつある
👉 下請けも「自分で元請けを見つけに行く」時代が来ています。
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【ステップ1】ターゲットとなる元請けの探し方
① Googleマップ活用(簡単・最速)
✅ やり方:
1.「〇〇市 工務店」「〇〇市 建設会社」「〇〇市 リフォーム会社」などで検索
2. マップ表示から会社情報をリストアップ
3. ホームページをチェックし、会社規模・得意工事・施工範囲を確認
✅ ポイント:
• 近隣エリアの元請けは、すぐに現場が出やすい。
• ホームページがしっかりしている会社は「協力会社の選び方」も重視している。
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② 協力会社募集サイトに登録(オンライン営業の武器)
おすすめサイト:
• 助太刀(業界最大手・案件豊富)
• ツクリンク(中小元請けが多い)
• 建通新聞(地元密着の募集がある)
✅ ポイント:
• 元請け側も困っている(人手不足・職人不足)
• 毎日新しい案件が更新されるため、定期的にチェック
• 無料で応募できる案件も多い
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③ 現場を見つけて飛び込み営業(即アタック)
✅ やり方:
1. 近所の工事現場の「建築看板(労災保険関係成立票)」を確認
2. 会社名、現場監督名、連絡先をメモ
3. 近くにいる場合は、その場で軽く声をかける
(例:「地元で足場やってる〇〇と申します。何かお手伝いできることがあればご連絡ください。」)
✅ ポイント:
• 無理に長居しない(現場監督は忙しい)
• 事務所に改めて訪問すると印象が良い
• 1回でダメでも「空いた時に声がかかる」ことがある
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④ SNSで元請けを探す(意外と穴場)
✅ やり方:
1.Instagramで「#新築工事」「#リフォーム工事」「#足場工事」「#〇〇市 工務店」などで検索
2. 投稿している地元の元請け・工務店をフォロー
3.コメント・DMで自然に接点を作る(営業臭を出さない)
✅ ポイント:
•SNSをやっている元請けは「協力会社もSNSで発信していてほしい」と思っている場合が多い
•投稿頻度が高い=仕事量が安定している可能性が高い
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【ステップ2】元請けから選ばれるための事前準備
✅ 必須アイテム
項目 備考
会社概要書→会社名、事業内容、保険加入状況
施工実績の写真→見やすく整理、現場名・エリアを記載
工事保険加入証明→元請けが必ず確認したい項目
SNSアカウント→Instagramを最低でも準備
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✅ ホームページがあると強い
•施工エリア、工種、施工実績、スタッフ紹介を掲載
•小さくても良い、スマホで見やすく
📌 重要:
今の若い現場監督は「知らない会社」を検索して判断します。
→ ホームページがない=信用が低いと思われやすい。
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【ステップ3】元請けへの営業のやり方(具体例付き)
✅ 電話営業の例文
「お忙しいところ失礼します。地元で足場工事をしている〇〇と申します。
もしお困りの現場や急な応援があれば、ご協力させていただければと思い、お電話しました。」
✔️ ポイント:
•最初は「すぐに仕事をください」と言わない
•応援・小さい仕事・空き日程を強調する
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✅ 飛び込み営業の例文
「地元で〇〇工事をやっている〇〇と申します。
もし何かご協力できることがあれば、今後お声掛けいただけたらと思い、ご挨拶に伺いました。」
✔️ ポイント:
•名刺と簡単な会社資料を渡すだけでOK
•しつこく説明しないことが重要
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✅ SNSでのDM例文
「はじめまして、〇〇市で足場工事をしている〇〇です。
いつも投稿を拝見しています。
もし応援が必要な時があれば、ぜひお声かけください。」
✔️ ポイント:
•SNS営業は「軽く」「自然に」
•いきなり見積もり営業をしない
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【ステップ4】元請けとの付き合い方で信頼を積む
🔧 最初は「小さい仕事」でも100%でやる
•応援工事や単発案件でも「報告・連絡・相談」を徹底
•元請けは「段取りがいい職人」「レスポンスが早い会社」を一番評価する
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🔧 スピード対応が最重要
•電話はその日のうちに折り返す
•見積もりはできれば即日、遅くても翌日提出
•現場写真は報告LINEですぐ送る
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🔧 空き日程を必ず伝える
「〇〇日〜〇〇日が空いています。もし現場でお困りごとがあれば、ぜひお声がけください。」
👉 実は元請けは「今すぐ来てほしい」状況がかなり多いです。
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🔧 継続的に関係を深める
•季節の挨拶(年末、年度初め)をLINEやメールで送る
•Instagramの投稿に「いいね」をつけ続ける
•定期的に「何かお手伝いできることがあれば」と連絡する
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【ステップ5】複数の元請けを持つことがリスク分散
•1社依存は大きなリスク
•最低でも3社、理想は5〜7社の元請けと付き合う
•仕事の波をならすためにも、工種が違う元請けを持つと強い(例:戸建・改修・マンションなど)
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まとめ|元請けから仕事を獲得するための成功の鍵
✅ まずは「見つけてもらう」ではなく「自分で探しに行く」
✅ 事前準備(資料・SNS・実績)はしっかり整える
✅ 最初は小さい仕事でも全力対応する
✅ 連絡のスピードと現場マナーを徹底する
✅ 空き日程は必ず伝え続ける
✅ 複数の元請けと関係を築いてリスクを減らす
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