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商談化率を40%に上げた獅子ウェブ式ISフロー

2025年6月13日
商談化率40%を実現した「獅子ウェブ式ISフロー」|FC・SaaS企業が導入すべき営業モデル

商談化率40%を実現した「獅子ウェブ式ISフロー」|FC・SaaS企業が導入すべき営業モデル

「リードは集まるが、商談が生まれない」「営業が属人化してスケールしない」。 この課題を根本から解決するのが、エスエスコンサルティングが開発した『獅子ウェブ式ISフロー』です。 外資系コンサルティングのロジックをもとに、SaaS・Webサービス・フランチャイズ(FC)開発事業に最適化された再現性ある営業モデルを解説します。

1. リードは「量」より「構造」で勝つ時代に

近年、SaaSやWebサービス企業、FC開発本部が直面している課題は共通しています。

  • 広告からの問い合わせ数は増えているが、商談につながらない
  • 営業担当が1人ひとり感覚で対応しており、再現性がない
  • 商談化までのリードタイムが長く、追客が形骸化している

多くの企業が「リード数=営業成果」と捉えがちですが、実際にはその先にある“商談化プロセスの構造”が成否を分けます。 外資系コンサルでは、リード生成よりも「KPI分解による商談化フロー設計」に注力します。 これを日本のSaaS・FC企業向けに再構築したのが獅子ウェブ式ISモデルです。

2. 獅子ウェブ式ISフローとは?──商談化率40%のロジック

獅子ウェブ式ISフローは、単なる「インサイドセールス部門の仕組み」ではありません。 それは、“リードから商談を生み出す科学的プロセス”です。

フェーズ目的主要KPI
①スコアリング見込み度を定量化し、優先順位を自動判定スコア閾値達成率70%
②ナーチャリング教育・興味喚起による課題顕在化メールCTR・再訪率
③IS接触5分以内架電・課題ヒアリング接触率80%以上
④商談化決裁者参加・課題定義・次回確約商談化率40%

このモデルでは、「人の勘」ではなく「データ×シナリオ×SLA(責任分界点)」で運用します。 たとえば、IS(インサイドセールス)が“どのリードに何秒以内で架電するか”まで明確に定義。 これにより、**商談化率18%→40%**へと改善しました。

3. 適用業種:FC開発 × SaaS × Webサービスに最適

このモデルは特に、以下の業種で強力な成果を発揮します。

  • FC開発企業:加盟店候補への一次スクリーニングを自動化し、エリア戦略と連動
  • SaaS・IT企業:ホワイトペーパーDL後の追客効率を最適化し、ARR(年次契約収益)を最大化
  • Web制作・DX支援企業:リードの確度をスコア化して商談を“創る”仕組みを構築

つまり、営業リソースが限られる中でも、 「リードを無駄にせず、確率的に商談へ変える」という思想を中心に据えたモデルです。

4. 成果を生む「5つの構造」

① スコアリング構造

Web行動(LP閲覧、滞在時間、クリック数)と属性(業種・年商・職位)を掛け合わせ、商談確度をリアルタイムに数値化。 スコア70点以上のリードのみをISチームが即時架電。非該当はMAツールで自動ナーチャリングへ回します。

② シーケンス構造

「7日間・5接点・3媒体(電話・メール・SMS)」で設計。 初動5分架電+フォロー3日以内メール+再接触SMSにより接触率を80%超に引き上げます。

③ スクリプト構造

オープニング30秒で「価値×時間×成果物」を提示。 診断5分・価値提示3分・クロージング2分で商談設定率を安定化。

④ SLA構造(IS⇄FS連携)

“ハンドオフ”を数値で管理。 IS→FS移行の条件(決裁者同席・課題数値化・日程確定)を満たさない案件は未達扱いとし、再教育。 曖昧な受け渡しを排除します。

⑤ WBR構造(52週レビュー)

週次でKPIをモニタリング。 接触率・課題顕在化率・ノーショー率を全社共有し、「数字で会話する文化」を育成します。

5. 成功事例:あるSaaS企業の改善ストーリー

SaaS企業A社では、従来の「広告→資料DL→放置」型の営業を脱却し、獅子ウェブ式ISを導入。 90日で以下の結果を得ました。

指標導入前導入後90日
接触率52%83%
商談化率18%41%
一次→二次移行率36%62%
成約率15%27%

この変化を支えたのは、単なるツール導入ではなく、 「営業フローの再設計」×「行動データの一元化」×「習慣としてのWBR」という三位一体の改革でした。

6. 自動化とデータ設計:リードを資産に変える

獅子ウェブでは、MA(マーケティングオートメーション)・CRM・BIを連携し、 すべてのリードを「触った瞬間から商談・売上・回収」まで追跡可能にします。

  • MA:フォーム→スコアリング→自動タスク割当
  • CRM:SLA管理、ハンドオフ自動通知、日程同期
  • BI:接触率・顕在化率・商談化率のリアルタイム可視化

つまり、営業活動を属人化させず、**データ駆動のインサイドセールス**を構築するのです。

7. 導入ロードマップ(90日で再現)

  • 1〜30日:ICP定義、ネガティブ基準策定、スコアモデル構築
  • 31〜60日:シーケンス構築、SLA設定、WBR開始
  • 61〜90日:ダッシュボード運用、ABテスト、ナレッジ化

90日で「ISが自走し、商談が生まれ続ける仕組み」を完成させます。

8. 経営層が獅子ウェブ式ISを導入すべき理由

  • 営業リソースを増やさず商談数を2倍にできる
  • 広告投資のROIを可視化し、再現性ある営業パイプラインを構築
  • 経営判断を「感覚」から「データ」に転換できる

特にFC・SaaS・Web企業にとって、ISは「攻めの中枢」。 属人営業から脱却し、仕組みで商談を創出することこそが、今後の競争優位を決めます。

9. 商談が“自動で生まれる”営業構造をつくる

獅子ウェブ式ISフローは、単なる仕組みではなく「経営構造改革」です。 広告やSNSでリードを集めるだけでは限界があります。 これからは、**“商談を科学的に創り出す”**企業が勝ち残ります。

提供内容:商談化設計図(スコアリング+シーケンス+SLA+WBRテンプレート)/ 対象:FC開発企業、SaaS・Webサービス企業、営業DXを推進したい経営者様。

© エスエスコンサルティング株式会社|外資系コンサル出身チーム|獅子ウェブ(営業DX部門)

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