下請けの営業は“案件獲得”ではなく“信用創造”
2025年6月11日
下請けの営業は“案件獲得”ではなく“信用創造”
建設業における営業とは、単に案件を取ることではありません。 本質は「信用を創ること」です。 短期的な受注よりも、長期的に選ばれ続ける“信用構築の仕組み”を持つ企業が、元請けや金融機関から信頼される下請けです。
第1章 下請け営業がうまくいかない本当の理由
多くの下請け企業は「案件を取る=営業の成功」と考えます。 しかし、元請けは“取引先”ではなく“リスク管理のパートナー”として下請けを見ています。
- ・営業が「価格訴求型」になっている
- ・決算書や管理会計が弱く「信用情報」が薄い
- ・アフターフォローや報告が形式的で信頼蓄積がない
第2章 信用創造とは「期待に応える仕組み」づくり
信用とは、偶然ではなく設計できます。 外資系コンサルの定義では、信用は「期待値×再現性×透明性」で構成されます。
- 期待値: 約束を超える品質・納期・対応
- 再現性: 担当者が変わっても品質が維持される仕組み
- 透明性: コスト・工程・財務が“数字で見える”状態
第3章 元請けが“信頼する下請け”の5条件
- ① 工期・品質・安全の3要素を「報告データ」で提示できる
- ② 財務が安定しており、資金ショートリスクが低い
- ③ 担当者が変わっても報連相が途切れない仕組みがある
- ④ 見積根拠が明確で、「なぜこの価格なのか」を説明できる
- ⑤ クレーム時の対応スピードが明確に定義されている
これらを満たす会社は、価格競争ではなく信頼競争で勝つことができます。
第4章 信用を“創造”する営業フロー
STEP 1|見積前:経営情報を開示する
元請けに「経営状態が見える」だけで信頼は生まれます。 財務レポート・安全管理書類を先出しするだけで印象が変わります。
STEP 2|契約中:工程と利益を可視化
実行予算と出来高を連動させ、元請けにも「安心して任せられる現場管理」を伝えます。
STEP 3|完工後:実績レポートを提出
完了報告書を「データ+ストーリー」でまとめ、次の発注につなげます。
第5章 まとめ:営業を「信用設計」として再定義する
営業は「売る活動」ではなく、「信頼を構築するプロセス」です。 建設業では、1つの信用が10年の受注につながります。 案件を追うより、信用を積み上げる仕組みを構築することが、本当の営業戦略です。
【無料】“信用創造型営業”構築セッション
下請けから“選ばれる下請け”へ。
外資系コンサル出身+建設業専門チームが、貴社の営業プロセスを無料診断します。
エスエスコンサルティング株式会社|東京都渋谷区恵比寿西1丁目21-5 Sreed EBISU +t 4F