「高いソフトを入れたのに誰も使わない…」建設業のIT導入が9割失敗する理由と、定着させる唯一の方法
「ウチもそろそろDXだ!と意気込んでiPadを配ったが、動画鑑賞用になっている」
「現場管理アプリを契約したが、職人が『面倒くさい』と言って入力してくれない」
IT補助金などを活用してシステムを入れたものの、結局使いこなせずに「紙とFAX」に戻ってしまう……。
これは建設業界で最もよくある失敗パターンです。
なぜ、あなたの会社のIT導入は失敗するのか?
それは、システム選びが間違っているからではありません。「現場にメリットを提示できていないから」です。
この記事では、職人が自らスマホを取り出して入力したくなる「IT導入の極意」を解説します。
失敗する会社の典型例:「社長の自己満足」
IT導入に失敗する社長は、次のように考えます。
「このソフトを入れれば、俺が現場に行かなくても管理できるぞ」
「社長が楽をするために、俺たちの仕事(入力作業)が増えるだけじゃないか」
「今まで通り電話の方が早いよ」
このように、現場にとって「新しい仕事が増えるだけ」と受け取られた瞬間、そのITツールは定着しません。
現場の抵抗勢力(ベテラン職人など)に押し切られ、数ヶ月で使われなくなります。
成功の鍵は「現場の負担を減らす」こと
定着させるための唯一の方法は、「これを使うと、あなたが楽になりますよ」と現場に証明することです。
1. 「直行直帰」を許可する
「スマホで日報を送れば、事務所に戻らなくていい。そのまま帰ってビールを飲んでいい」
これが最強の殺し文句です。
「移動時間がなくなる」という明確なメリットがあれば、どんなアナログな職人でも必死でスマホの操作を覚えます。
▶ 「給料を上げても職人が辞める」本当の理由と、若手が定着する仕組み 「古い働き方」を強いる会社から若手は逃げ出します。ITによる環境整備は採用の武器にもなります。2. 「どんぶり勘定」の撲滅に使う
ITを入れる本当の目的は、綺麗な報告書を作ることではありません。
「現場ごとのコスト」をリアルタイムで見える化し、赤字を防ぐことです。
紙の日報では集計に1ヶ月かかっていたものが、アプリなら一瞬で「今の利益」が出ます。
これにより、現場代理人も「今のペースだと赤字になる」と自覚できるようになります。
3. 社長が現場から離れる「武器」にする
社長がいつまでも電話と口頭で指示を出していると、現場はITを使いません。
「これからの指示はチャットワーク(LINE)でしか送らない」「図面はクラウドにしか上げない」と社長自身が退路を断つことが重要です。
「小さく始める」のが成功の鉄則
いきなり高機能なシステムを全社導入しようとすると、アレルギー反応で失敗します。
まずは「写真の共有だけ」「日報の送信だけ」と機能を絞り、無料のツール(LINE WORKSやGoogleドライブなど)から始めてみてください。
「ITで現場が楽になった」という成功体験を一つ作ることが、DXの第一歩です。
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