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「粗利10%の会社が倒産し、粗利25%の会社が成長する理由」

2025年10月10日
下請けはなぜ儲からない?建設業界の構造的な「3つの壁」|エスエスコンサルティング株式会社

下請けはなぜ儲からない?建設業界の構造的な「3つの壁」

「いくら仕事をしても利益が残らない…」

多くの下請け企業の社長が抱える共通の悩みです。実は、これは社長の努力不足ではなく、業界構造そのものに原因があります。

1. 壁①:元請構造による価格支配

下請け企業は元請の見積構造に依存しやすく、実質的に価格決定権を持てません。 たとえば、見積時に「相見積り」「一式いくら」で決められると、原価管理の余地がほとんどなくなります。

建設業界の元請下請構造 図解
図:元請・下請の構造的関係

その結果、粗利が10%を下回る案件が常態化し、社員を増やすほど赤字が膨らむ「構造的赤字」に陥る企業も少なくありません。

2. 壁②:粗利管理の欠如

「忙しい=儲かっている」と誤解している会社ほど危険です。 1件ごとの案件で原価・粗利・外注比率を可視化していないと、どれだけ受注しても利益は積み上がりません。

実際、弊社が支援したA社(年商2億)は、受注量を1.5倍に増やしても利益ゼロでした。 しかし、粗利率を14%→26%に改善したことで、営業利益+1,200万円を達成しています。

「粗利を上げることこそが最大の営業戦略」 — エスエスコンサルティング代表 鈴木進一

3. 壁③:財務戦略の欠如

粗利が低い会社は、資金繰りにも常に追われます。 手元資金が少ないため、仕入れや外注支払いを早めに行わなければならず、資金ショート寸前になるケースが多いのです。

このような企業は、銀行からの格付けも「要注意先」になる傾向があり、融資が受けづらくなります。

4. 解決の鍵は「CFO伴走×財務設計」

私たちエスエスコンサルティングでは、これらの課題を解決するために、 財務・営業・資金繰りを一体化した「下請けの味方」モデルを提供しています。

  • 月次で粗利率・格付け・資金残高を可視化
  • 元請との直接取引支援
  • 年商10億に向けた3年ロードマップ構築
年商10億のロードマップ 図解
図:下請け脱却から10億への成長モデル

5. 今すぐできる第一歩

まずは、自社の粗利率と銀行格付けを正しく把握しましょう。 無料の財務診断面談で、あなたの会社の「本当の利益構造」を明確にできます。

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